ごあいさつ
弊社は、昭和26年の法人化以来、鉄・非鉄スクラップを中心としたリサイクル業を営んで参りました。
この60余年、資源リサイクルの営みは資源問題と市場経済性との間で揺れながらも、着実に市民権を得て発展してきました。
そして21世紀―、地球温暖化等の地球環境問題が、経済の持続的発展の制約条件となるだけでなく、 人類生存の脅威となるに至り、生活スタイルも含めた新たな社会システムの構築が叫ばれるようになりました。 それに伴い、産業の中に於ける資源リサイクル事業の位置づけと役割は、以前にも増して重要性を帯びて参りました。
このような時代の潮流の中、弊社は環境ビジネスに携わる一員として、 資源環境型社会への実現に多少なりとも貢献できる体制をハード・ソフト両面より積極的に構築しつつ時代の要請に応えて参りました。
そして平成16年10月には、これまでの当社の事業に対する取り組み姿勢をご評価頂き、 埼玉県より「彩の国工場」の指定を戴くまでになりました。これらもひとえに、取引先様始め地域の方々のご支援の賜物と深く感謝申しあげる次第です。
今後も、内においては、環境への「いたわり」を自らの事業活動のなかで実現しつつ、 対外的にはリサイクル事業の弛まぬ高度化の追求を通じて、「環境資産の保全と次世代への継承」という21世紀の課題に、積極的に取り組んで参る所存です。
代表取締役社長 長沼 浩